ビタミンKの効果|ワルファリンを服用中の場合は注意が必要?

ビタミンKの効果|ワルファリンを服用中の場合は注意が必要?

ビタミンKの効果|ワルファリンを服用中の場合は注意が必要?

ビタミンKの効果|ワルファリンを服用中の場合は注意が必要?

 

 

ビタミンKは、血液を固まりやすくする効果があります。。骨のカルシウム代謝に必要な栄養素です。

 

ビタミンKは血液凝固に関与。ワルファリンを服用中の場合は注意が必要?

 

通常の食生活をすれば、ビタミンKの不足や過剰について心配することはまずありませんが、血液凝固に関係する薬剤を服用している方は注意が必要です。

 

代表的なものが、抗凝固薬と呼ばれる「ワルファリン(商品:ワーファリン)」。ビタミンKの働きを阻害すことで血液を固まりにくくし、血栓をつくらせないようにする薬剤です。

 

ですから、ビタミンKによってワルファリンの作用が弱まってしまう(血栓ができやすくなってしまう)ことが考えられます。ビタミンKを多く含むサプリメントや食品には注意が必要です。

 

近年、ビタミンKは血液凝固を抑制する方向にも働くことが明らかになってきました。過度の血液凝固や血栓形成を防ぎ、血液凝固反応全体を調整するために、そのような働きもしているのかもしれません。

 

ビタミンKにはもう一つ、大切な働きがあります。それは、骨を丈夫にすること。骨にはオステオカルシンというタンパク質があり、カルシウムと強い結合力をもっています。

 

ビタミンKはオステオカルシンを活性化させで骨の形成を促進するほか、骨吸収を抑制し、骨の石灰化を助ける働きもしています。実際、骨粗鬆症の治療にも用いられ、高齢者の骨折を防いだり、骨量を増やしたりする効果があるといわれています。

 

 

ビタミンKは青汁やクロレラにも含まれる

 

ビタミンKは、K1(フィロキノン)とK2(メナキノン)の2種類に大別されます。ブロッコリーほうれん草など線色の濃い野菜や海藻類に含まれるのが、K1。一方のK2は納豆やチーズ、ヨーグルトなどの発酵食品に含まれます。腸内細菌によって合成されるのも、K2です。

 

特に納豆は、良質な大豆たんぱくやイソフラボンも含むほか、納豆菌の働きにより腸内でのビタミンK産生に寄与します。「骨粗鬆症の予防に」「更年期症状の軽減に」と期待が寄せられていますが、前出のワルファリンを服用中の場合だけは、納豆は我慢しましょう。

 

現在、市販薬やサプリメントの中に、「ビタミンK補給」とうたっている商品はありません。しかし、大きく表示されていなくても、クロレラスピルリナ、青汁などにはビタミンKが多く含まれています。病気の治療中の方は医師や薬剤師に相談を。

 

摂取する場合も、表示されている目安量を守るようにして下さい。

 

ビタミンKは、栄養機能食品の栄養素としては認められていません。

 

しかし、ビタミンK2(メナキノン-7)は「ミネラルの吸収を助ける」特定保健用食品(納豆)の関与成分となっています。

 

生まれたばかりの赤ちゃんに、どうしてビタミンK?

■欠乏による出血を予防

 

基本的にビタミンは、発見された順に、アルファベットの若いほうから命名されていますが、ビタミンKのKは例外で「Koagulation」の頭文字。

 

ドイツ語で「凝固」という意味でこの由来からもわかるように、ビタミンKには血液を凝固させる働きがあります。不足すると血液が固まりにくくなるため、出血が止まりにくい、鼻や歯茎から出血しやすい、あざができやすいなどの症状がみられることがあります。

 

新生児の場合は、出血が頭蓋内や消化管などで起こる危険性も。

 

ビタミンKは腸内細菌によって体内でも合成されるので、大人の場合、不足することはほとんどありません。

 

ところが新生児では、腸内細菌がまだ定着していないうえに、ビタミンKは胎盤通過しにくく、母乳にもほとんど含まれていないことなどから、不足しやすい状態にあります。そのため、ビタミンK欠乏を未然に防ぐ目的で、母乳育児の新生児に対してビタミンK製剤を投与する医療機関が増えているのです。

 

 

ビタミンKを多く含む食品

 

 

(100μg/100g以上)

食品名

 

ビタミンK含有量

抹茶

2,900

せん茶

1,400

あまのり(干しのり)

1,400

乾燥わかめ(素干し)

970

糸引き納豆

870

キャベツ(結球葉、生)

800

パセリ(葉)

730

しそ(葉)

650

あしたば(葉、生)

590

こまつな(葉、ゆで)

450

しゅんぎく(葉、ゆで)

440

おかひじき(茎葉、生)

360

干しひじき

330

かぶ(葉、生)

310

ほうれん草(葉、ゆで)

300

めキャベツ(結球葉、生)

300

こまつな(葉、生)

290

紅茶

260

にら(葉、生)

250

だいこん(葉、生)

240

ブロッコリー(花らい、生)

230

タアサイ(葉)

220

なばな(花らい、生)

220

のざわな(葉、塩漬け)

220

大豆油

200

ひろしまな(葉、塩漬け)

200

あさつき(葉、生)

190

からしな(茎葉、生)

170

ブロッコリー(花らい、ゆで)

170

湯通し塩蔵わかめ(塩抜き)

170

おごのり(生)

160

葉ねぎ

140

生わかめ

140

マヨネーズ(卵黄型)

140

マヨネーズ(全卵型)

130

みつば(切りみつば、生)

130

わけぎ(葉、生)

130

黄にら

130

大豆もやし(生)

120

チンゲンサイ(葉、生)

120

なたね油

110

きょうな(葉、生)

110

ちしゃ(サラダ菜)

100

 

 


 

トップへ戻る