葉酸の効果|妊娠を望む女性は、葉酸を積極的に摂取!不足すると?

葉酸の効果|妊娠を望む女性は、葉酸を積極的に摂取!不足すると?

葉酸の効果|妊娠を望む女性は、葉酸を積極的に摂取!不足すると?

葉酸の効果|妊娠を望む女性は、葉酸を積極的に摂取!不足すると?

 

 

葉酸は、細胞の成長や修復に必要な栄養素です。ビタミンB12とともに赤血球をつくるの効果があります。

 

また、「葉酸」は妊娠前後の女性に必須のビタミンです。妊娠中はもちろんのこと「妊娠の1ヵ月以上前からサプリメントで葉酸を補うように」と厚生労働省も推奨しています。

 

 

「4月3日は葉酸の日」。日本記念日協会によって、07年、正式に認定されました。

 

この記念日を提唱した「葉酸と母子(ははこ)の健康を考える会」が実施した調査(07年3月)によると、「葉酸の有用性を知っている」と答えた既婚女性は26%、未婚女性は18%にとどまっています。

 

 

妊娠を望むようになったら積極的に葉酸を摂るように

 

葉酸は、DNAやアミノ酸が合成される際、欠かせない栄養素として知られ、不足すると正常な合成が行われにくくなるため、さまざまな障害が起きやすくなるといわれています。

 

DNAの複製は細胞分裂によって伝達されるので、細胞分裂・増殖が最も活発に行われる胎児の時期に葉酸が不足すると、中枢神経に障害が起こる危険性が高くなることが明らかになっています。

 

 

代表的なものが、二分脊椎や無脳症などの神経管閉鎖障害。脳や脊椎の形成が不完全なため、からだの各機能に多くの障害を生じてしまうのです。原因のすべてが葉酸にあるというわけではありませんが、妊娠の初期(12週ごろまで)に葉酸が不足すると起こりやすいことが知られています。

 

妊娠初期は、妊娠に気づきにくいものです。「妊娠がわかったら葉酸を摂りましょう」だけでなく、「妊娠を望む女性はみなさん、葉酸を摂りましょう」という姿勢が大切です。

 

葉酸サプリメントの活用も

 

葉酸はもともと、ほうれん草から分離されたビタミン。ほうれん草以外にもブロッコリーやアスパラガス、春菊、オクラなど緑色の濃い野菜、豆類、果物類などに多く含まれます。

 

ゆでたほうれん草100g中の葉酸は焼く110μg。葉酸は吸収されにくいともいわれますから、400μgを毎日、摂取するのはちょっと大変そう。

 

そんなときは、サプリメントの力を借りてみるのも悪いことではありません。食事を見直す、食事から葉酸を取るように心がける努力は必要ですが、がんばりすぎは長続きしませんからね。

 

 

葉酸は心臓・血管系にも不可欠

 

ここ数年、注目されている物質の一つに「ホモシステイン」があります。

 

これは、血液中に含まれるアミノ酸の一種。メチオニンからシステインがつくられる過程でつくられる物質です。

 

メチオニンもシステインも、からだに必要なアミノ酸。その途中でできるホモシステインの量が多くなると、活性酸素を増やしたり、血管の柔軟性を失わせたりするため、心臓や血管などに悪影響を及ぼします。増える原因は、活性酸素が増える原因をご覧ください。

 

最近は、動脈硬化の独立したリスクの一つとも言われるようになっています。

 

葉酸はビタミンB12と一緒に、メチオニンからホモシステインを経てシステインがつくられる過程にも関与。ホモシステインをメチオニンに代謝する働きをしています。葉酸とビタミンB12が不足すると、この代謝が滞り、ホモシステインの濃度が上昇してしまいます。

 

したがって葉酸をしっかり摂ることは動脈硬化の危険性を減らすことにもつながります。葉酸は、若い女性以外の人にとっても必要な栄養素なのです。

 

 

葉酸は動脈硬化のリスクを減らす働きも

 

葉酸は若い女性に必要だと聞いたことがありますが、おじさんは別に摂らなくてもいいのでしょうか?

 

妊娠を希望する女性、妊娠3ヶ月までの女性には、一般の食品にプラスしてサプリメントなどで1日400μg(0.4mg)の葉酸を摂ると、胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクを減らすことができるといった情報提供をするように、との通知が2000年12月に厚生労働省から出されています。

 

母子手帳にも葉酸摂取の大切さが記載され、妊娠初期に葉酸が不足すると胎児に奇形を生じたり、流産や早産をしてしまったりする確率が高くなることも知られるようになりました。

 

しかし、葉酸が必要なのは、妊婦さんだけではありません。

 

葉酸は「造血のビタミン」とも呼ばれ、ビタミンB12と一緒に赤血球の合成に関与しています。不足すると、悪性貧血を起こすこともあります。

 

さらに最近は、動脈硬化を引き起こすといわれている物質ホモシステインの血中濃度を下げる働きが、葉酸にあることも明らかとなりました。中高年の人にとっても、葉酸は大切な栄養素なのです。

 

 

薬剤服用中は医師と相談を

 

葉酸は、いくつかの薬剤によって吸収が妨げられたり、血中濃度が下がったりすることが知られています。

 

シメチジン、ファモチジン、ラニチジン 葉酸の吸収が減弱する可能性がある
アスピリン、インドメタシン 葉酸の血中濃度が低下するとの報告がある
エリスロマイシン 葉酸の吸収や活性を抑制する可能性がある
経口避妊薬、抗てんかん薬 葉酸拮抗作用があるため、葉酸の作用が減弱し、欠乏症があらわれることがある
制酸薬 葉酸の吸収が減弱する可能性がある

 

しかし、この表に載っている薬剤を服用している場合でも、「すぐ葉酸を補給しなくちゃ」と思わずに、まずは医師に相談を。葉酸の不足も心配ですが、葉酸の補給が薬の作用に影響する場合もあるからです。

 

特に抗てんかん薬を飲んでいる女性からは、高い確率で奇形をもった赤ちゃんが生まれることが知られています。

 

これには、抗てんかん薬による葉酸の欠乏、さらにそれに伴うホモシステインの増加など関与しているのではないかといわれています。そのため、抗てんかん薬を服用中の妊婦では、血液中の葉酸を測定し、葉酸が低い場合は補充されます。

 

 

葉酸を多く含む食品

 

 

(μg/100g)

食品名

 

葉酸含有量

鶏肝臓

1,300

牛肝臓

1,000

豚肝臓

810

うなぎ(きも、生)

380

うに(生)

360

フォアグラ(ゆで)

220

えだまめ(ゆで)

260

あさつき(ゆで)

200

アスパラガス(ゆで)

180

ブロッコリー(ゆで)

120

オクラ(ゆで)

110

ほうれんそう(ゆで)

110

イクラ

100

しゅんぎく(ゆで)

100

ほたて貝(生)

87

アボカド(生)

84

モロヘイヤ(ゆで)

67

かき(養殖、生)

40

 

 


 

トップへ戻る