テトラヒドロクルクミンの効果

テトラヒドロクルクミンの効果

 

高い活性をもつ代謝物質テトラヒドロクルクミン

 

亜熱帯原産のショウガ科クルクマ属の秋ウコンと呼ばれるものがあります。

 

秋ウコンは鮮やかな黄色が特徴で、カレーのスパイスとしてよく用いられる他、布の染色やたくあんの色づけなどにも使用されます。

 

沖縄では古くからお茶として生活の中に溶け込んでおり、結核や助膜炎、ぜんそくの治療薬としても珍重されていました。

 

黄色い色素のクルクミンが主成分で、別名ではターメリックともいわれます。

 

春ウコンは同じショウガ科の植物ですが、成分は秋ウコンとは違います。

 

秋ウコンの特徴であるクルクミンは春ウコンにはわずかしか含まれて居ません。

 

 

苦味が非常に強く、中国では昔から生薬として用いられてきました。

 

日本では両方とも「ウコン」とだけ呼ばれることも多いので混同しがちですが、成分も用法もまったく別物として捉えたほうがよいでしょう。

 

ウコンにはクルクミン以外にも数種のクルクミノイド(クルクミン類緑体)が含まれていますが、量が少ないのであまり活性はないと思います。ただメラニンの生成に関わる酵素であるチロシナーゼの活性を抑える働きは、クルクミンよりもそれ以外のクルクミノイドのほうが優れていることが分かっています。

 

こうしたごく一部の例外を除けば、ウコンの機能のほとんどはクルクミンに由来したものと考えられます。

 

クルクミンの含有量が多いほど品質がよいウコンだと考えられる傾向もあるようです。

 

クルクミンとテトラヒドロクルクミンを投与して比べるとテトラヒドロクルクミンのほうが活性が高い場合が多いのですが、クルクミンを食べると体内でテトラヒドロクルクミンに代謝されるので、口から摂取する場合にはほぼ同じ機能をもつと考えてもいいでしょう。

 

クルクミンの効果

 

 

テトラヒドロクルクミンとクルクミンの効果

 

効果

クルクミン

テトラヒドロクルクミン

色調

黄色

無色透明

抗酸化性

解毒酵素・抗酸化酵素誘導作用

乳がん抑制作用

-

皮膚がん抑制作用

大腸がん抑制作用

腎臓がん抑制作用

糖負荷による白内障抑制作用

  • ◎強い抑制作用
  • ○弱い抑制作用
  • -未検討

 

 

 


 

トップへ戻る