塩の過剰摂取と健康への影響

塩の過剰摂取と健康への影響

塩の過剰摂取と健康への影響

塩の過剰摂取と健康への影響

 

塩化ナトリウムは体内でつくりだすことはできません。そこで食物から摂取することになるのですが、日本では過剰な塩分摂取が問題になっています。

 

慢性的な塩分の過剰摂取は、泌尿器官の腎臓や循環器官の心臓に大きな負担をかけるからです。

 

 

塩を過剰摂取すると、塩分が体内にとどまって体液の浸透圧が高くなります。それを抑えるために循環血液量が増えたり、細胞内液が細胞外に流れ出て、細胞が壊れてしまいます。

 

また、血管の壁が厚くなって血管内が狭くなり、高血圧の原因になったりします。

 

高血圧対策に塩分を減らすことは常識です。

 

厚生労働省は日本人1日あたりのナトリウム(食塩相当量)の目標量を男性8.0g未満、女性7.0g未満としています。しかし濃い味付けに慣れた人はなかなか実行できません。

 

よく何にでもしょうゆをかける人がいますが、すでに味がついているものにまでしょうゆをかける人は、塩辛さこそがおいしさだと信じているのでしょう。

 

 

和食をおいしく食べるなら、だしの味がわからないといけません。かつお節にはイノシン酸、コンブにはグルタミン酸という「うま味」成分が含まれており、これがだしのおいしさです。

 

だしをしっかりきかせたら、まず塩分を今までの8分目まで減らしてみましょう。

 

最初は「薄味だな」と物足りなく感じるかもしれませんが、だんだん、だしのうま味がわかるようになり、おいしく感じられるようになります。

 

また何にでもしょうゆをかける習慣からなかなか抜け出せない人は、しょうゆの代わりに酢を使ってみてはどうでしょう。酢は塩分を含まない調味料です(すし酢など塩分を含むものもある)。

 

また酢には高血圧を直接的に改善する働きがあることもわかっています。

 

さらに、酢にはコレステロールを下げたり、血糖値の上昇を抑えたり、内臓脂肪を減らす働きがあるというデータも発表されています。

 

塩分を減らすと同時に、血管によい働きをする酢を上手に利用しましょう。

 

 

塩の過剰摂取と健康への影響まとめ

人間のからだは、体内に塩分が入ると、腎臓の働きによって同量の塩分が体外に排出される仕組みになっています。それによって、細胞外液は一定のナトリウム濃度を保てるのです。

 

しかし、塩分を継続して大量にとり続けると、腎臓の排出能力を超えてしまい、体内にナトリウムがたまります。同時に水分も増えるので、高血圧や浮腫(ふしゅ)の一因となります。

 

日本人の食生活では、調味料のベースとなっているのが塩分を多く含む醤油や味噌です。また、食料保存のための漬物に多量の塩が使われているため、多量の塩分を摂取しています。

 

そこでに厚生省は「日本人の1日の食塩摂取量は男性8g、女性7gにすることが望ましい」という指針を示しました。

 

とはいえ、急激な減塩もからだに悪影響を及ぼします。腎臓の適応速度は遅いので、食生活を急激に変えて減塩しても、塩分の排出量はしばらくは以前のままの状態が続きます。

 

それと同時に水分も失われるので、発汗が多い人や腎臓機能が低下している高齢者などは、脱水症状を起こす場合もあります。

 

塩分の不足も過剰摂取も健康には害になるので、適当な分量つまり適塩を摂取するように、ゆっくりとからだを慣らしていくことが大切です。

 

 


 

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