エキナセアの効果・効能|免疫システムを活性化し抗菌作用もあり、風邪のひき始めには有効

 

エキナセアの効果・効能|免疫システムを活性化し抗菌作用もあり、風邪のひき始めには有効

 

エキナセアは、免疫システムを活性化。抗菌作用もある?

 

エキナセア(エキナケア)はキク科の植物です。紫に近い濃いピンク色(しろや黄色もあり)、マーガレットやデイジーに似た純朴な花をつけます。

 

エキナセアの効果・効能|免疫システムを活性化し抗菌作用もあり、風邪のひき始めには有効

 

昔から北アメリカを中心に、頭痛や歯痛、のどの痛み、風邪の症状緩和、傷の手当てなどに用いられてきました。抗生物質などの医薬品がなかった時代、エキナセアは、貴重な民間薬でした。

 

エキナセアには、カフェ酸誘導体、アルキルアミド、多糖類、フラボノイド、精油、アルカロイドなど多くの成分が含まれていますが、具体的にどの成分がどのような作用を示すのか、詳細は不明です。

 

しかし、エキナセアから精製された多糖類はマクロファージ(貪食細胞)を刺激し、活性化するという実験結果が報告されています。

 

マクロファージは、からだの中に微生物などの外敵が入ってきたことを察知すると、すぐにその周りを取り込んで飲み込み、分解する細胞のことで、比較的早い段階で働く、免疫細胞の一つです。

 

マクロファージが刺激を受けると、インターロイキン1やインターフェロンβ2、TNFαといった他の免疫関連細胞も活性化され、免疫力システムが強化されることが考えられています。

 

このほかエキナセアには、ある種の菌に対する抗菌効果が認められ、ウイルスに有効とするデータもみられますが、さらなる検証が必要のようです。

 

 

エキナセアは、風邪のひき始めには有効?

 

エキナセアは風邪に効くというのは本当なのでしょうか?なるべく薬を飲みたくない人にとってはサプリメントで風邪が治るならいいですよね。

 

最近、風邪薬のコーナーに、ビタミンBやビタミンC、エキナセアなどのサプリメントが一緒に並んでいる光景をよく見かけるようになりましたね。

 

エキナセアには、「免疫力を高める」「抵抗力をつける」といったキャッチコピーもあります。

 

 

エキナセアが風邪を予防するかどうかは不確かなのですが、風邪のひき始めに摂取すると、症状が軽減される、風邪にかかっている期間が短くなるというデータがあります。

 

でも高熱や関節・節々の痛み、激しい咳などはとてもつらく、体力も消耗します。症状に合った風邪薬を服用したほうが賢明でしょう。

 

また、突然の高熱や強い倦怠感がみられたときはインフルエンザの可能性もあり、その場合はすぐに受診することが必要です。

 

何でもサプリメントで済ませるというのではなく、時には薬の力を借りる、必要なときには病院へ行くといった使い分けを心がけましょう。

 

 

「エキナセアを飲んでも効果がなかった・・・今回は、風邪はよくならなかった。前にのんだときは、症状が軽くなったのに」。という声も耳にします。

 

植物を原料としているサプリメントの場合、産地や収穫時期、使用している植物の部位、成分の抽出方法などによって、成分の含有量や品質にバラつきを生じることがあります。

 

そんな影響があったのかもしれませんね。

 

同じ風邪でも(同じ人がひいた場合でも)、風邪のタイプ、症状の程度などは、そのときによって異なります。ですから、前回と今回の違いをエキナセアのせいだけで片付けてしまうのは、ちょっと無理があるようです。

 

 

インフルエンザの場合は、すぐに受診

 

免疫機構を強化するといわれるエキナセアですが、免疫機能や代謝能などに影響を与え、症状を悪化させることも考えられるため、白血病・膠原病・多発性硬化症・AIDS・糖尿病といった免疫性疾患、全身性疾患などには使わないこととされています。

 

インフルエンザの場合も、風邪薬やサプリメントで何とかしようと思わずに、症状が出たらすぐ(なるべく48時間以内、できれば24時間以内)に医療機関に行き、抗インフルエンザウイルス薬を服用することが重要です。

 

インフルエンザは、鼻水や咳などの症状がなく、突然の高熱(38℃以上)、強い倦怠感や筋肉痛で始まるのが特徴です。目の充血がみられることもありますから、気をつけて下さい。

 

エキナセアは長く使われてきた歴史もあり、有効性の高いものと思われます。でも今は、薬がない時代ではありません。軽い症状のときはサプリメントで対応、つらいときには薬をのむ、早めにお医者さんの診断を仰ぐ‥

 

これからは、そんな選択がますます大切になってくるでしょう。


 

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