ウコンの過剰摂取による副作用|成分で注意したいのは?

 

ウコンの過剰摂取による副作用|成分で注意したいのは?

 

ウコンとは?

 

ウコンはショウガ科に属する植物です。アルコールをよく飲む人の肝臓によいサプリメントと思っている方も多いのではないでしょうか。そういう方でも、ウコンの別名がターメリックであることはあまりご存じないようです。

 

ターメリック、おなじみカレー粉の主材料です。カレー粉と聞けば、ぐっと身近に感じますね。

 

さらに、カレー粉としてだけでなく、ウコン色素(クルクミン:curcumin)は、たくあん、マーガリン、バターなどのほか、高価なサフランの代用としてブイヤベース、パエリア等の着色料(すなわち食品添加物のひとつ)として用いられています。

 

ウコンの成分で最も代表的なのは、このクルクミンですが、そのほかに精油成分、各種ミネラル、食物繊維などを含み、クルクミンの効果はいろいろ期待できるといわれています。

 

ウコンには、春ウコン、秋ウコン、紫ウコンなどがあります。炎症を抑える作用などを示すとされるクルクミンなどのクルタミノイドは秋ウコンに、精油成分は春ウコンに多いとされ、それぞれの特徴によって使い分けられています。

 

 

ウコンの過剰摂取による副作用

 

肝機能をよくする作用があるといわれるウコン。ウコンを摂ると二日酔いになりにくい、悪酔いもしないと実感されている方も少なくないようです。

 

しかし、お酒をたくさん飲んだから、ウコンもたくさん摂ろうという考えはちょっと心配です。多くのアルコールの処理に追われている肝臓に、ウコンを過剰摂取すると、さらに負担をかけてしまうかもしれません。

 

肝臓によいと言われているウコンですが、肝臓の機能低下や疾患がある人が摂取すると、症状を悪化させてしまうこともあるのです。

 

ウコンの摂取によるアレルギー性の肝障害の副作用も報告されています。ウコンを摂取していて、調子が悪いと感じたら摂取は中止しましょう。

 

健康な人が、時々お酒を飲んだときにウコンを摂るという程度であれば、特に問題はなく、ウコンを上手に活用していると言えるのですが、「ウコンがあるから大丈夫」とお酒をたくさん飲んでしまうのは、少々問題があります。

 

 

 

ウコンに含まれる成分で注意したいのが豊富な鉄分

 

一般的にはウコンは、胃液分泌を高め、胃粘膜を保護する働きがあることから、香辛料として食欲不振の改善、健胃効果を期待して使用されます。

 

肝機能強化、胆汁排泄促進作用を期待して使用も多いようです。

 

しかし、ウコン中のクルクミンは血小板凝集抑制作用をもつとされており、抗凝血薬の作用が増強する可能性があります。血液を固まりにくくする薬を飲んでいる場合、ウコンは必ず医師に確認してから使用するようにしましょう。

 

また、ウコン中の成分で注意したいのが、豊富に含まれるミネラルです。

 

 

商品により差がありますが、ウコンには鉄がかなり多く含まれています。

 

健康な人にとってはウコンを摂るメリットともなるのですが、ある種の抗生物質や骨粗鬆症の薬などを服用している場合、一緒に摂ると薬の作用が弱まってしまうことがあります。ウコンと薬は服用時間をずらしたほうがよいでしょう。

 

肝機能障害がある場合も、ウコンの使用は医師の指導のもとで検討してからにして下さい。ウコンに豊富に含まれる鉄分が、C型肝炎やNASH(非アルコール性脂肪肝炎)を悪化させてしまうことがあるかもしれません。

 

アレルギー性の肝障害の報告もありますから、摂取していて体調の変化に気づいたら、使用について立ち止まって考えることが大切です。

 

 

しかし、鉄の補給の目的でウコンサプリメントを摂取するには、よいかもしれません。

 

「鉄剤では気持ちが悪くなってだめだったのですが、合っているみたいで、吐き気もなく大丈夫です。」という声も耳にします。


 

トップへ戻る