カプサイシンの効果

 

カプサイシンのダイエット効果は「?」だが、カプシエイトにはダイエット効果あり!

 

カプサイシンのダイエット効果は「?」

 

トウガラシの辛みの主成分はカプサイシンです。皮膚に温感刺激を与えることによって血行をよくしたり、痛みやかゆみを一時的にやわらげたりすることから、医薬品の成分として温湿布や塗り薬などに配合されていました。

 

でも、近ごろは「燃焼系」のダイエットサプリメントとして注目されることが多いようです。

 

確かにトウガラシを食べると、からだがカッと熱くなり、汗もかきます。いかにも「脂肪が燃えている!」「代謝がアップしている!」という感じがするのですが…。

 

辛い唐辛子にこうした働きがあるかどうかは不明です。

 

したがって、辛い唐辛子を使った香辛料をせっせと振りかけたりしても、ダイエット効果はまず、ほとんど期待できないでししょう。

 

ダイエット効果を期待してトウガラシ成分入りのサプリメントを使っても、体重に対する効果はほとんど期待できません。しかし、からだが温まる効果があるので冷え性にはよいでしょう。

 

しかし、毎食のように唐辛子を多量に摂取するというのも、からだにとってよいことではありません。刺激物はほどほどに。適度に摂るようにしたいものです。

 

 

カプシエイトにダイエット効果があり!

 

カプサイシンには、ダイエット効果は期待できませんが、辛くない新種のトウガラシ「CH-19甘」から抽出されたカプシエイトにはダイエット効果があるとされています。

 

近年、辛くない種類の唐辛子の成分に脂肪燃焼や体脂肪減少の作用があることが明らかになりました。

 

辛くない新種のトウガラシ「CH-19甘」から抽出されたカプシエイトという成分に、脂肪燃焼作用、体温上昇作用、体重・体脂肪減少作用など、ダイエット効果があることが明らかになり、すでに商品化もされています。

 

そのメカニズムはまだわかっていませんが、辛さの刺激だけがダイエットに役立つというわけでもなさそうです。

 

 

味の素株式会社は、新種の辛くないトウガラシ「CH-19甘」から抽出された成分「カプシエイト」の最新のメカニズム研究について、北米肥満学会(2009年10月24?28日 米国ワシントンD.C.にて開催)で発表しました。

 

これまでの日米のヒトにおける「カプシエイト」のエネルギー消費量や体重、体脂肪に及ぼす影響の検討において、4週間の摂取により安静時に約50kcalのエネルギー消費量の増加がみられ、また、12週間の摂取により腹部の脂肪率が低減することが明らかになっています。

 

引用:https://www.ajinomoto.com/jp/presscenter/press/detail/2009_11_02.html

 

 

カプサイシンの副作用

 

カプサイシンには胃を刺激しで食欲を促す作用もありますが、大量に摂取すると、胃炎などの消化管障害を起こすことがあります。

 

また、カプサイシンは、そのままのかたちで便中に排泄されるため、肛門部に強い刺激を感じ、つらい思いをしてしまうこともあります。胃腸の弱い人、痔疾のある人は、くれぐれも摂り過ぎないように。

 

実際に問題になったことはないようですが、カプサイシンには血行を改善する作用があることから、血液を固まりにくくする薬剤(ワルファリンなど)との併用では、出血しやすくなったり、出血が止まりにくくなったりすることがあるのではないかと考えられます。

 

喘息の治療薬として使われるテオフィリンの吸収を高め、作用を増強するとの報告もありますが、食事の中で、香辛料として用いる程度であれは問題はないと思われます。

 

「激辛」という言葉もすっかり定着。もっと辛いもの、さらに辛いものを求める傾向も強いようですが、「激辛」もほどほどに・・・

 

自分の好みの辛さを選べるカレー屋さんをよく見かけるようになりました。ある店では、トウガラシパウダーを振り掛ける回数によって辛さを調節しているとか。

 

「辛さ5倍」「10倍」「20倍」(夏季限定で30倍も)で人気のレトルトカレーも、トウガラシとコショウを中心とした香辛料の量で辛さを決めていると聞きました。

 

数多い香辛料の中でも、トウガラシは中心的な存在であることがわかります。


 

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