カフェインの効果と副作用|意外なものもに含まれ、過剰摂取になりやすいので注意が必要

 

カフェインの効果と副作用|意外なものもに含まれ、過剰摂取になりやすいので注意が必要

 

カフェインは多くのサプリメントや医薬品にも含有

 

カフェインが入っているサプリメント、見たことないんですけど?と思うかもしれません。

 

確かに、日本では「カフェイン」と大きく表示されたサプリメントを見かけることはあまりありません。でも、カフェインはコーヒーや緑茶、紅茶といった嗜好品、ドリンク剤や、風邪薬などの医薬品、さらにはサプリメントまで多彩な商品に含まれています。

 

例えば、ガラナ。南米原産の植物で、興奮作用、強精作用があるとして、男性向けのサプリメントに配合されているほか、北海道や大阪などでは、コーラ代わりの飲み物としても愛飲されています。

 

 

カフェインの効果

 

カフェインの効果としては、中枢神経興奮作用をもち、眠気が覚める、頭がすっきりする、意欲がわくといった効果があることで知られています。

 

カフェインを摂ると、一時的とはいえ、元気が出て活動的になるような効果を感じるためか、海外では、ダイエットを目的としたサプリメントに含まれていることがあるようです。

 

さらに、「体脂肪が気になる方に」「血糖値が気になり始めた方に」「血中中性脂肪が高めの方に」と表示された特定保健用食品のお茶にも、カフェインを含むものがあります。

 

その含有量は、350mL中80mg、200mL中32mgなど。

 

お茶ですから、カフェインが含まれているのは当然といえば当然なのですが、トクホのお茶を飲んでいるときにカフェインのことまで考えることはあまりありませんよね。

 

このように、カフェインは意外なものもに含まれ、過剰摂取になりやすいので注意が必要です。

 

 

 

カフェインの副作用

 

カフェインは、過剰に摂取すると、不眠やイライラ、興奮、動悸、頭痛などの症状がみられることがあります。また、カフェインは胃酸分泌を促進し、利尿作用があることも知られています。

 

コーヒーを飲み過ぎると胃が痛くなったり、トイレが近くなったりするのはそのためです。

 

子どもの使用には注意が必要で、摂取は避けるべきとされています。

 

大人とは異なり、少量では不安感の増大、大量では退薬症状に結びつくことがあるなどの報告があります。

 

日常的に柱意が必要なのは、コーヒー・紅茶・コーラだけでなく、多くの食品にカフェインが含まれているということです。それによって重複してカフェインが体内に入る過剰摂取の可能性があるのです。

 

 

カフェインとタバコの相互作用にも注意

 

カフェインは、喘息の治療薬や乗り物酔い予防薬などに含まれているキサンチン系薬剤(テオフィリンなど)との併用には注意が必要です。

 

カフェインもキサンチン薬剤の一種なので、一緒に摂ると作用が増加し、イライラして眠れなくなったり、心臓への刺激作用により動悸が激しくなったり、吐き気がみられたりすることがあります。

 

また、カフェインはCYP1A2という薬物代謝酵素で代謝されるため、この酵素に影響を与える薬剤などとの併用には注意が必要です。

 

特に抗拭うつ薬のフルボキサミンはCYP1A2を阻害するため、カフェインの代謝がスムーズに行われなくなり、カフェインの血中濃度が上昇し、5倍のカフェインを摂取したときと同じ結果につながったとの報告もあります。

 

ニューキノロン系抗菌薬についても同様の注意が必要です。

 

タバコは、CYP1A2の量を増やし働きを強めることが知られています。タバコをよく吸う人が眠気覚ましにコーヒーを飲んだとしても、カフェインの代謝が通常よりも進むため、コーヒーの「効果」が長続きせず、ますますコーヒーを飲み過ぎることになります。

 

もちろん、代謝される前のカフェインの作用は強くなるわけですから、胃腸障害などのリスクが大きくなると考えられます。


 

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