アロエには「医者いらず」という異名があるほど、さまざまな効果がある

 

アロエには「医者いらず」という異名があるほど、さまざまな効果がある

 

アロエは「医者いらず」の民間薬

 

ヨーグルトの中にアロエの葉肉部を入れた商品が人気となっています。

 

発売当初は「ヨーグルトにアロエ?」という反応もありましたが、今ではすっかり定番商品。

 

独特の食感も人気の一因ですが、アロエの葉肉部には、たっぷりの水分と、食物繊維の一種であるグルコマンナン、多糖類、ビタミン、ミネラル、アミノ酸などが含まれています。

 

ヨーグルトなどには、アロエベラという葉が大きくて厚い品種が主に利用されますが、日本でよく見かけるのはキダチアロエ。

 

キダチアロエは、葉には鋭いトゲがあってやや小ぶり、葉肉部も薄めですが、「医者いらず」という異名があるほど古くから民間薬として用いられてきました。

 

キダチアロエ

キダチアロエ

 

 

アロエの便秘の改善効果

 

アロエにはさまざまな効果があるといわれていますが、最もよく知られているのが便秘の改善。

 

これは、葉の緑色の部分に含まれるアロイン、アロエエモジンなどの作用によるもので、一般に販売されている便秘薬の中にも、アロエの成分を配合した商品があります。強い苦味をもつことから、苦味健胃薬として胃腸薬に用いられることもあります。

 

ただし、アロエは大腸を刺激し排便を促すので、腹痛や下痢の副作用が知られています。長く摂り続けると、大腸が刺激になれてきてだんだん効かなくなるおそれがありますから、連用はしないように。

 

便秘ぎみになったときに摂取し、腹痛などの症状がみられた場合は摂取をやめるようにして下さい。

 

子宮を刺激する作用もあるといわれていますので、妊娠中の摂取は避けるようにしましょう。母乳中に出てくる可能性もあるため、授乳中の摂取も避けて下さい。

 

慢性的な便秘の場合、便秘薬とともに、アロエのお茶やジュース、サプリメントなどを一緒に摂ったほうがよいのではないかと思われている方を時々見かけますが、便秘薬としての作用が強まり、強い腹痛やひどい下痢を起こすおそれがあります。

 

便秘薬との併用は避ける

 

大腸を刺激して便意を催させるタイプの便秘薬は、使い続けているうちに「なれ」を生じ、薬が効きにくくなってきます。

 

今まで服用していた錠数では効かなくなり、1錠、さらに1錠と量が増えていってしまうこともあります。そんな状態になってしまったら、早めに医師・薬剤師に相談をして下さい。

 

少しでも効果を上げたいからと、アロエのジュースなどを併用することは避けましょう。

 

確かに、アロエにはお通じをよくする効果があります。植物由来だから、作用はおだやかで副作用も少ないというイメージがあるかもしれませんが、アロエの大腸刺激作用は決して弱いとは言えません。

 

だからといってアロエジュースにその作用があるかは別の問題ですが、便秘薬と併用すると作用が重なり、腹痛や下痢を起こす心配もないとはいえません。

 

 

血糖値を下げる作用も

 

詳しいことはわかっていませんが、アロエには血糖値を下げる作用があるともいわれています。

 

しかし、インスリン製剤や血糖降下薬などと併用すると、その作用が強められ、低血糖を起こす危険もあります。

 

すでに糖尿病の治療を受けている場合は、自己判断でのアロエの摂収は避けるようにしてください。

 

 

やけどや切り傷、日焼け後のスキンケアなどにも

 

アロエの絞り汁は、やけどや切り傷などの手当てにも用いられます。

 

アロエの成分を含む化粧水は、肌のほてりをしずめるとして、日焼け後のスキンケアなどに用いられます。

 

アロエの成分であるアロエシン・アロエエモジン・アロインなどには抗炎症作用があり、肌の炎症を鎮めるのに役立ちます。

 

また、ムコ多糖類の保湿効果やターンオーバーを促す効果などの複合作用によって、日焼けした肌のケアに効果的なのです。

 

民間療法では水虫に使われることもあるようですが、かえってひどくなってしまうケースもあり、アロエの成分よる接触皮膚炎(かぶれも報告されています。

 

使用はごく軽い傷に限るようにし、使用中に痛みなどの刺激を感じた場合は、使用をやめ、すぐに患部を水かぬるま湯で洗い流すようにしましょう。症状がひどいときは医療機関を受診して下さい。


 

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