アリシンはニンニクの優れた効果効能の主役|アリシンという揮発性の油性成分

アリシンはニンニクの優れた効果効能の主役|アリシンという揮発性の油性成分

 

 

アリシンという揮発性の油性成分

 

ニンニクの優れた薬効を解明する鍵となったのは、あの強烈なにおいです。においのもととなっているのはアリシンという揮発性の油性成分です。

 

アリシン自体は、ニンニクそのものには含まれておらず、包丁で細かくたたいたり、おろし金ですりおろしてはじめて生成されます。

 

ニンニクを刻んだりおろしたりすると、無味無臭の硫黄化合物であるアリインが、別の細胞に含まれていた酵素のアリイナーゼと混ざり合って反応し、独特の刺激臭のする化合物が生成されます。

 

これがアリシンで、ニンニクの優れた薬効の主役です。発見されたのは1900年代半ばのことでした。

 

アリシンはラッキョウ、ネギ、タマネギニラなどにも入っていますが、含有量はニンニクの2分の1から5分の1ほどです。

 

また、ニンニクにはグルコース、フルクトースなど十数種類の糖も含まれており、その総量は全体の4分の1にもなります。

 

そのほかビタミンAビタミンB1ビタミンB2ビタミンC、アデノシンも豊富です。銅、鉄、亜鉛、スズ、カルシウム、マンガン、アルミニウム、ゲルマニウム、セレニウムなどの微量元素も多量に含まれています。

 

こういった成分が相互に作用して、次のようなニンニクのすばらしい薬効が発揮されると考えられています。

 

 

 

アリシンの効果効能

 

疲労回復

ニンニクの効果効能として最も定評のあるところです。

 

エネルギー源となる糖とその糖を分解するビタミンB1が大量に含まれているうえ、アリシンがビタミンB1を活性化させます。

 

ニンニクのアリシンはビタミンB1と結びつくと活性持続型のアリアチミンに変わり、腸からの吸収率がアップします。

 

食欲・消化増進

ニンニクをスパイスとして利用すると、多くの人はニンニク特有のにおいで食欲が高まる効果があります。

 

またアリシンは胃腸を刺激し、消化液の分泌を高める効果があります。

 

細菌感染症予防

ニンニクのアリシンには強い抗菌効果があるため、かぜや鼻の炎症を起こす菌を寄せつけにくくする効果があるのではないかと考えられています。

 

便秘解消

アリシンは、腸内の悪玉細菌の働きを抑制する効果があります。

 

この相乗効果で腸の蠕動か高まり、便が排泄されやすくなるのです。

 

更年期障害の緩和

アリシンの作用で全身の血行が改善され、ホルモンの分泌が促進されるからと考えられています。

 

更年期に入る前から、ニンニクをよくとるようにすれば、更年期特有の症状が軽減できたり、ほとんど感じないですむ効果があるといわれています。

 

 

 


 

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