ミネラルの種類と、その効果

ミネラルの種類と、その効果

ミネラルの種類と、その効果

ミネラルの種類と、その効果

 

ビタミンがからだに必要であることはよく知られています。さらに、ミネラルもからだの機能の維持のために、人切な役割を果たしていることが注目されています。

 

ミネラルは、からだのあらゆる機能を調節している微量元素のことで、ほとんどが金属です。

 

 

からだに必要なミネラル量はごく微量ながらも生命の維持に必要不可欠なもので、健康な生活を送るうえで重要な役割を果たしています。

 

ミネラル不足や過剰摂取は、病気やからだの異常を引き起こします。

 

 

 

また、医療現場ではミネラルの量をコントロールすることで、病気を治そうというさまざまな取り組みも行われています。

 

 

ミネラルの種類

 

人間のからだを構成している元素のうち、水素、酸素、炭素、窒素を除くミネラルは30種類ほどあります。

 

このうち、生体の維持に不可欠な必須ミネラルは現在の研究では約半数の16種類にのぼり、残りの元素についても必須ミネラルといえるかどうか、研究が進められています。

 

人体に含まれるミネラルの量は、全部合わせてもからだ全体の1%未満にすぎません。なかでも比較的多いのがナトリウム、カルシウム、カリウムの3種類で、ミネラルの総量の90%を占めています。

 

マグネシウムや鉄、亜鉛、セレンなどミネラルのほとんどは、残りの0.1%未満のなかに含まれていますが、ごく微量でも重要な役割を果たしていることに変わりはありません。

 

 

成長期に欠かせないミネラル

 

ミネラルの多くは、成長期には特に重要な役割を果たします。

 

カルシウムもミネラルの一つで、厚生省が定めた1日当たりの所要量をみると、10代の男子は成人の1.5倍にあたる900〜1000mg、女子も成人より多い650〜900mgをとる必要があるとされています。

 

というのも、この時期のカルシウム不足は骨の形成に悪影響を及ぼすからで、最近では子どもたちの骨折や側弯症(そくわんしょう)の増加傾向が問題になっています。

 

カルシウムを含んだ食べ物を十分にとるとともに、日光によくあたり、適度な運動をすることが大切です。

 

また、亜鉛も子どもの摂取量の不足が指摘されるミネラルの一つです。亜鉛不足にならないようにするためには、バランスのよい食生活を心がけることが第一です。

 

 

水分や浸透圧を調節するミネラル

 

ナトリウムはカリウムとともに、細胞の水分やpH(酸性度)、浸透圧の調節などを行っています。また、ナトリウムは単独で、神経の伝達や筋肉を弛緩する働きをもち、胃腸の消化液の生産にも重要な役割を果たしています。

 

一方、カリウムはエネルギーを生みだすための酵素を活性化する働きやタンパク質の合成、ホルモン分泌の促進、尿素の合成などにもかかわり、体内で多彩な役割を果たしています。

 

いずれも不足すると疲れやすくなり、食欲不振や筋力低下などの症状を引き起こします。

 

ナトリウムは塩分に含まれるためにむしろとりすぎてしまう傾向がありますが、過剰摂取は高血圧の原因となります。

 

体内ではナトリウムとカリウムのバランスが重要なので、塩分を多くとる人はカリウムも十分にとる必要があります。

 

ミネラル研究の発展

ミネラルの必要性は、18世紀に鉄分の欠乏が貧血の原因になることがわかって以来、研究が進められてきました。

 

19世紀には、ヨウ素の欠乏が甲状腺腫の原因であることが突きとめられ、20世紀になると、銅、マンガン、コバルトなどの必須性が明らかになりました。

 

ミネラルの研究は1970年以降飛躍的に発展し、栄養補助食品や機能性食品、ドリンクや錠剤なども市販されました。

 

 


 

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