森林浴のもう一つの効用!?精神に及ぼす緑色の効果

森林浴のもう一つの効用!?精神に及ぼす緑色の効果

森林浴のもう一つの効果!?精神に及ぼす緑色の効果

森林浴のもう一つの効用!?精神に及ぼす緑色の効果

 

森林浴のもう一つの利点は、森に入るとあたり一面が緑一色という色の効果です。

 

色彩心理学の研究によれば、緑は安心を与える色とされています。赤や黒がある種の精神疾患をもつ人には恐怖感情を引き起こし、ときには妄想まで抱かせてしまうのとは対照的に、緑はどんな人にも、どんなときにも安心や安らぎを与えてくれる色です。

 

交通信号は緑色で安全を示しているのも、この緑色の特性を利用したものといえます。

 

 

ある神経症の患者は都会に出てきて、初めのころは刺激的で楽しかったのですが、ある日、赤や黄色、紫の照明の飛び交うクラブに出かけていってから、すっかり落ち着きをなくし都会で生活をしていく自信を失いました。

 

結局、その患者は精神科医のアドバイスを受けて、山間部にある郷里に戻り家業の農業を手伝うことにしました。毎日緑に囲まれて暮らすようになって落ち着きをとり戻し、神経症の症状は治まりました。

 

 

緑がなぜ私たちに安心や安らぎを与えるかというと、緑を目にしたときの脳の反応は、赤を見たときよりもずっとゆるやかだからです。

 

赤や黄色を見たとき、私たちの脳細胞が興奮するまでの反応時間は短く、緑や灰色に対しては反応時間が長くなります。

 

 

また、光を放っている発光体で赤、青、緑を比較してみますと、空の青の色は私たちの目に飛び込みやすく、この三つの色のなかでは、緑が一番ゆっくりと私たちの目に入ってきます。

 

緑はそれだけ刺激が弱く、脳細胞に与える刺激もゆるやかで、その分私たちの気分をゆったりさせてくれる働きがあります。

 

 

この緑色が精神に及ぼす効果を私たちは生活のなかでインテリアやファッションにもとり入れています。

 

かつて病医院では白衣を着ている人が多かったのですが、緑の安らぎ効果を考慮し、薄緑のユニフォームを着用するところも増えてきました。

 

 

森林浴の効果効用は香りや大気中に放出される成分(フィトンチッド)だけでなく、樹木の緑という色が私たちに与える作用も見逃せません。

 

緑色は人間の平衡感覚にもよい効果をもたらすともいわれています。

 

 

 


 

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