森の木の薬効成分と、治療の効果を高める補助療法としての森林浴

森の木の薬効成分と、治療の効果を高める補助療法としての森林浴

森の木の薬効成分と、治療の効果を高める補助療法としての森林浴

森の木の薬効成分と、治療の効果を高める補助療法としての森林浴

 

森の木の薬効成分

 

樹木名

含まれている成分

薬理作用

ブナ

乾留するとタール 消毒

クリ

タンニンほか 血管収縮作用、かゆみ止め、ただれ防止

コナラ、ミズナラ

タンニンほか 血管収縮作用、かゆみ止め、ただれ防止

スギ、コウヤマキ

クリフト・ピマリック酸、アルファピネン、カジネン 松やにの代用の杉やに

ヒノキ

ヒノキオール、アルファピネン、ボルネオール、ボルニルアセテート、カジネン、フェノール、リモネンほか 尿路消毒、淋病治療、消炎、鎮静、鎮咳

ヒバ(アスナロ)

サディネン、サディノール、ジペンテン、ボルネオール、サビニルアセテート、ボルニルアセテートほか 蚊よけ、さびを防ぐ、消炎、鎮静、鎮咳

ネズコ(クロベ)

アルファピネン、カンフェン、ボルネオール、ボルニルアセテートほか 消炎、鎮静、鎮咳

温州ミカン

リモネン、ヘスペリジン、クエン酸ほか 赤痢菌を殺す、健胃

ソテツ

配糖体サイカジン(実) 月経不順、強壮、血管収縮

 

 

補助療法としての森林浴

 

森林浴には、次のような疾患に効果があることが知られています。

 

糖尿病

膵臓(すいぞう)で分泌されるインスリンは血中で糖を代謝してエネルギーに変える働きがあります。この分泌が不足するか、働きが悪くなるのが糖尿病です。

 

代謝しきれない糖により全身の動脈硬化が進行し、網膜症、心臓病、神経症、腎臓病などの合併症を発症しやすくなります。

 

インスリン非依存型の糖尿病の治療は食事療法が中心ですが、運動によるカロリー消費も積極的に行わなければなりません。

 

糖尿病の運動療法を森林の中で行うと、フィトンチッドの効果などにより、新陳代謝が活発になり有効だといわれています。森のストレス緩和作用で血糖値の下がることも期待できます。

 

ノイローゼ

日常のストレスから解放されると症状が緩和することがあります。

 

森林浴による心身のリフレッシュ効果を期待して、森に出かけることを推奨する医師もいます。

 

胃腸障害

胃・十二指腸潰瘍などの胃腸の疾患はストレスによって起こることが少なくありません。薬物で治すことは比較的容易になってきましたが、ストレスの原因となるものがあれば再発しやすくなります。

 

森林浴をしてストレスを発散できれば、胃腸の粘膜修復もスムーズに行われることが期待できるかもしれません。

 

自律神経失調症

自律神経の失調による病態はさまざまで、病態の現れる器官によって症状は多岐にわたっています。

 

現代医学でも治りにくい疾患の一つですが、温度や気圧差で末梢神経を刺激すれば失調が回復できるケースもあります。

 

かぜ

かぜをひきやすい人は、咽頭や鼻の粘膜のかぜウイルスに対する抵抗力が落ちていると考えられます。かぜの原因となるウイルスはどこにでも存在しますから、かぜをひかないようにするには抵抗力をつける必要があります。

 

習慣的に森林浴を行うと、咽頭や鼻の粘膜が鍛えられ自律神経の働きも安定して体温の調節機能も高まり、かぜをひきにくくなることは確かなようです。

 

こうした疾患は、森林浴だけで改善されるものではありません。専門医やかかりつけの医師の診察を受けなければならないのはいうまでもありません。

 

医師の同意や勧めがあれば、森林浴を行い、治療の効果を高めたいものです。

 

 

 


 

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