フィトンチッドの効果効用とフィトンチッドを効率よく吸い込む方法

フィトンチッドの効果効用とフィトンチッドを効率よく吸い込む方法

薬理作用もあるフィトンチッドの効果効用とフィトンチッドを効率よく吸い込む方法

薬理作用もあるフィトンチッドの効果効用

 

薬理作用のあるフィトンチッド

 

森の芳香をつくっているフィトンチッドは揮発性の高いテルペンですが、根や幹、葉、花から人工的に抽出されたフィトンチッドもあり、古来から薬の原料として活用されてきました。主なものは次のとおりです。

 

消炎剤

ショウノウやアズレンから採った成分は皮膚や粘膜の炎症を鎮めます。

 

去痰剤

マツから採れるテレピン油やユーカリのシオネールは気管支炎、ぜんそく、かぜによる痰を除きます。

 

利尿剤

テレピン油、サンダルウッド油は尿の出をよくします。

 

鎮痛剤

ローソンヒノキ、サワラから採ったリモネンは痛みを鎮めます。

 

興奮剤

クスから抽出したカンファーは気分を高揚させます。

 

血圧降下剤

トドマツ、ヒノキなどから分離されるリナロールは血圧を降下させる作用があります。

 

 

多くの漢方薬も植物のもつフィトンチッドを抽出した薬といえます。こういった薬に含まれるフィトンチッドは、高度に濃縮されているから、薬理効果があるというわけではありません。

 

揮発性の高いフィトンチッド同様、揮発性の低いフィトンチッドも数十億分の1ppb程度に希釈されて大気中に広がっており、この薬理作用も無視できないことがわかってきたのです。

 

 

フィトンチッドの効果効用

 

欧米では古くからユーカリのにおいは、のどのいがらっぽさと痰(たん)をとり除くといわれてきました。日本でもスギなどのにおいは咳を抑えると、言い伝えられてきました。

 

実際、青森地方の一部では小児ぜんそくの子どもをヒバの製材所に連れていくという風習が、比較的最近まであったようです。

 

木材を切断するとき、ヒバのフィトンチッドがヒバの林以上に放出され、ぜんそくの症状を軽減します。

 

都会のぜんそく患者が山間にある別荘に出かけていくと、症状が軽快するという話は、よく耳にすることです。

 

こういったことは医学的に検証されているわけではありませんが、フィトンチッドを使った次のような実験があります。

 

細菌を使った実験

ブドウ球菌を培養した液とユーカリの葉のフィトンチッドをガラス板の上にたらして、顕微鏡で観察した実験があります。4時間後には細菌の活動は弱まり、6時間後には死滅してしまいました。カシの葉のフィトンチッドはコレラ、腸チフス、.結核、ジフテリアなどの菌を殺菌し、トドマツ、イソツツジのフィトンチッドは百日咳菌、ジフテリア菌、ブドウ球菌、連鎖球菌などを殺菌することがわかっています。

 

動物実験

ハツカネズミを使った実験では、12匹のハツカネズミを3グループに分け、濃度の違うフィトンチッドを2種類の空間に放しました。

 

第1グループは森林と同じ濃度の部屋に、第2グループは1,000倍の濃度の部屋に、さらに第3のグループはフィトンチッドのない部屋に入れて3日間観察しました。すると森林と同じ濃度のグループのネズミは、第3のグループに比べて1.8倍の運動量を示しました。第2のグループはどうかというと、運動量が少なかったばかりか体重も減少してしまいました。

 

この実験からはフィトンチッドは濃すぎても有害であることがわかりました。

 

もう一つの実験はハツカネズミを2グループに分けて飼育し、一方にはエンピツビャクシンという木のカンナくずを敷き、もう一方には敷きませんでした。さらにそれぞれのハツカネズミに睡眠薬を注射しました。結果はカンナくずを敷いたグループのネズミの睡眠時間は敷かなかったグループのネズミより短かったのです。エンピツビャクシンに含まれているフィトンチッドの影響と報告されています。

 

人を使った実験

人間を対象にした睡眠時間に関する実験も行われました。

 

すると森の芳香の満ちた部屋のグループでは、疲れのとれ方が早いという結果になりました。

 

自律神経失調症や心身症の治療の一環としてよく用いられる自律訓練法を行うとき、クスや針葉樹に多く含まれるアルファピネンの香りをかがせておくと、リラックス時に顕著に現れるアルファ波の出現率が高まったという報告もあります。

 

瞳孔(どうこう)の光反射を比較した実験では、森林環境を模した部屋では、はるかに瞳孔の光反射が敏感でした。この結果は、大脳の活動がより活発であることを示しているといわれています。森林の中で、心臓にかかる負荷をトレッドミルで再現した実験では、消費するエネルギー量も、主観的な疲労度も、実際の森林での歩行のほうが少ないという結果になりました。

 

つまり、森林内での歩行はフィトンチッドによる効果のみではなく、ほかの自然的な要素もからんでいると推測されます。

 

 

フィトンチッドを効率よく吸い込む方法

 

 

樹木が最もフィトンチッドを多く吐き出すのは、暖かい気候のころです。1日の時間帯でいえば、日光を浴びて光合成の盛んになる10〜12時ごろです。

 

ただし、その日の風の強さも影響します。強い風が吹いていると、フィトンチッドが飛ばされてしまうからです。さらに、広葉樹林より針葉樹林のほうがフィトンチッドを多く吐き出す傾向があります。

 

効率よくフィトンチッドを吸い込むには腹式呼吸がよいでしょう。鼻から息を吸い込んで、一度脳の中を空気が循環するようにイメージします。

 

そのまま喉頭をとおって、空気はさらに下がっていくと想像しましょう。ヨガの呼吸法を練習すると、腹式呼吸はマスターできます。

 

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