トマトの栄養・効果効能 【医食同源レシピ】

トマトの栄養・効果効能 【医食同源レシピ】

トマトの栄養・効果効能

トマトの栄養・効果効能 【医食同源レシピ】

 

【トマトの特徴】

 

栄養価の高い野菜で、抗酸化作用や降圧作用、健胃作用などのある成分が多く含まれています。生食だけでなく、煮物、ジュース、ピューレなどに利用できます。

 

  • 完熟トマトは、青いうちに収穫して熟させた追熟トマトに比べ、ビタミンCやβ-カロチンの含有量が高く、また旨味成分のグルタミン酸も多く含まれるなど、栄養、味ともに優れています。
  • 市販のトマトジュースの中には塩分が入っているものもあるので、肝臓の悪い人や血圧の高い人は一度に飲み過ぎないように注意します。
  • ビタミンB6はタンパク質や脂質の代謝に関係しているので、魚や肉料理のときにトマトを一緒に食べると消化を促進します。

 

トマトには抗酸化作用の高いリコピンが豊富

トマトには抗酸化作用の高いリコピンが豊富

 

トマトは南米ペルーが原産のナス科の緑黄色野菜です。ハウス栽培の普及によって1年中出回っていますが、露地栽培ものは夏が旬です。

 

西洋のことわざに「トマトが赤くなると医者が青くなる」というのがあります。

 

トマトが収穫されると、病人が少なくなるという意味ですが、実際、トマトにはからだに有効な成分が多く含まれています。その代表が赤い色素をつくっているβ-カロチンとリコピンです。

 

β-カロチンの一部はビタミンAに変わり、皮膚や粘膜を正常に保ったり、免疫機能を維持する働きをします。

 

ビタミンAに変換しないものは、抗酸化作用を発揮し、体内で活性酸素が増えるのを抑え、細胞膜が酸化するのを防いでくれます。

 

研究によりβ-カロチン以上の抗酸化作用をもつことがわかったのがリコピンです。その作用はビタミンEの100倍、β-カロチンの2倍もあるといわれ、抗がん作用が期待されています。

 

 

そのほか、ビタミンではビタミンB1ビタミンB2ビタミンC、E、ビタミンB6、Pなどを含んでいます。なかでもビタミンCが多く、コラーゲンの合成にかかわり、肌に張りをもたせたり、ウイルスの侵入を防いでくれます。

 

ビタミンCと協力して血圧を下げるルチンやカリウムなども含まれており、高血圧の改善にも役立ちます。

 

ビタミンCの吸収を助けるのがビタミンPです。このビタミンは毛細血管に働いて血管壁を強化したり、消化を促進する作用をもっています。

 

トマトの酸味の中心はクエン酸やリンゴ酸で、乳酸などの疲労物質をとり除いてくれます。さらに、便通を促す食物繊維や造血作用のある鉄、脳の働きをよくするアミノ酸なども含まれています。

 

野菜の栄養とその効果

 

 

 

トマトの選び方と保存方法

 

ヘタが緑色でピンと張っているものが新鮮です。トマト全体が丸みを帯びていて、持ったときに重みのあるものがジューシーとされます。形が角張っているものは、中に空洞ができていることがあるので避けましょう。

 

完熟トマトは傷みやすいので、ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存します。青みの残っているトマトは室温に置いておけば自然に熟れてきます。

 

よいトマトが安く手に入ったときは、ボイルしてつぶした状態で冷凍保存しておきましょう。スープやソースに使うのに重宝します。

 

トマトの皮は熱を加えても柔らかくならないので、煮込みなどに使うときは皮をむきます。十文字の切り目を入れ、沸騰している湯につけ、皮がめくれてきたら氷水につけ手でむきます。

 

 

トマトの栄養データ

 

()内は1日の栄養所要量に対する割合

食物繊維 1.7g
リン 43mg
カリウム 547mg
0.7mg(6.4%)
ビタミンA効力 524IU(29.1%)
ビタミンB1 0.12mg(15%)
ビタミンC 48mg(96.0%)

※中1個250g中

 

 

トマトを使った疲労回復と美肌づくりに効果のあるメニュー

 

トマトのガーリックトースト

トマトのガーリックトースト 【医食同源レシピ】

皮と種をとって1cm角に切ったトマトに、塩、コショウ、オリーブオイル、バルサミコ酢を混せ合わせ、さらに細かくちぎったバジルを加えます。1cmの厚さに切ったフランスパンをオーブンで焼き、ニンニクをこすりつけ、オリーブオイルをかけます。パンの上にトマトをのせて食べます。

 

オリーブオイルは血清コレステロールをコントロールする不飽和脂肪酸を多く含みます。ニンニクには腸の機能を整えたり、血液の循環をよくする働きがあります。

 

ニンニクの効能

 

プチトマトと缶詰トマトのパスタ

 

オリーブオイルでニンニク、赤トウガラシを炒め、香りがでたらプチトマトを加えます。プチトマトがしんなりしたら缶詰トマトを加え、塩、コショウで調味してソースをつくります。

 

スパゲティをゆでてあえます。抗酸化作用のあるリコピンをとるにはトマトソースやトマト煮などにして、量を多く食べるとよいでしょう。

 

 

 


 

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