エビの栄養・効果効能 【医食同源レシピ】

エビの栄養・効果効能 【医食同源レシピ】

エビの栄養・効果効能

エビの栄養・効果効能 【医食同源レシピ】

 

【エビの特徴】

 

日本人に人気のあるエビはエネルギー量が少なく、ダイエット向きの食材です。殻には免疫力を高めるキチンが含まれ、殻ごと食べられる桜エビはカルシウムの有力な補給源です。

 

  • 脂肪制限の必要な人は、塩焼き、鍋物など、油を使わない調理法を心がければいっそうダイエット効果が上がります。
  • タウリンには血圧やコレステロールの低下作用があり、生活習慣病(成人病)の予防に役立ちます。
  • 冷凍品でも温度管理が悪いと品質は劣化します。解凍してアンモニア臭がしたら、食べるのはやめましょう。
  • 桜エビや干しエビはビタミンDと一緒にとると、カルシウムを効率よく体内にとり込めます。

 

高たんぱく、低脂肪のエビ(甲殻類)

高たんぱく、低脂肪のエビ(甲殻類)

 

エビは身の約20%がタンパク質で、タンパク質含有率の高い食品です。魚肉などと比較すると必須アミノ酸のうちのバリンの含有量がやや落ちますが、バランスのとれた良質のたんぱく源となります。

 

脂質の量は魚肉、畜肉と比較すると非常に少なく、エネルギー源となる動物性糖質のグリコーゲンもほとんど含まれないのが特徴で、高たんぱく、低エネルギーのダイエット向き食材といえます。

 

エビ特有の甘みのもとはアミノ酸の一種であるグリシンで、グリシンの含有量の多いものほど、うまみが増します。

 

エビ、カニなどの甲殻類は、血中コレステロール値を下げる働きのあるタウリンを多く含み、動脈硬化の予防に役立ちます。エビにはコレステロールが多いのですが、タウリンの働きがあるために、気にせず食べられるのが利点です。

 

 

また、微量ミネラルの亜鉛が、可食部100g中に1.4mg程度含まれているのも、エビの特徴の一つです。亜鉛は成人には1日当たり9〜12mg必要といわれ、不足症状を示す人の増加が問題になっています。亜鉛不足は味覚障害、成長障害、皮膚障害、精子の奇形などを招きます。

 

殻には多糖類の一種で、体内で消化吸収されない、キチンという動物性の食物繊維が含まれています。キチンには整腸作用のほかに、免疫力を高める働きがあるといわれ、がん予防効果も期待されています。キチンを化学処理して水に溶けやすくしたキトサンは健康食品として市販されています。

 

 

さらに、殻ごと食べられる桜エビからは、日本人に不足しがちなカルシウムを豊富にとることができます。

 

 

 

エビの選び方と保存方法

 

エビ類は色が鮮やかで、透明感のあるものほど鮮度がよく、時間がたつにつれ色があせて白っぽくなります。背わたは青黒い色のものが新しく、次第に赤くなっていきます。種類によっても異なりますが、基本的には殻がしっかりしていて、身が太っているものがおいしく食べられます。

 

鮮度が落ちやすく、味が変わりやすいので、購入したらすぐに冷蔵庫に入れ、できるだけ早く調理しましょう。冷凍する場合はさっと火を通してからのほうが無難です。冷凍品を求めれば、そのまま冷凍庫で保存できます。

 

また、素干しや煮干しした桜エビの保存は、乾燥や酸化を防ぐためビニール袋や口の締まる容器に入れて密閉し冷蔵庫に入れます。

 

すぐに食べない場合は、冷凍すると品質の劣化を防げます。

 

 

エビの栄養データ

 

()内は1日の栄養所要量に対する割合

タンパク質 3.1g(4.8%)
脂質 0.1g
リン 39mg
カルシウム 8mg(1.3%)
カリウム 68mg
0.1mg
ナトリウム 21mg

※車エビ中1尾30g(可食部15g)中

 

 

エビを使った低エネルギー、高たんぱくメニュー

 

エビの塩焼きべトナム風

エビを使った低エネルギー、高たんぱくメニュー【医食同源レシピ】

脂肪分の少ないエビを油を使わず調理するので、エネルギー控え目です。エビのタウリンはコレステロール値を低下させる効果があり、動脈硬化などの生活習慣病の予防も期待できる料理です。

 

エビは節の間から竹串で背わたをとり、塩をまぶして網焼きにします。香莱、レタス、赤タマネギなど、好みの野菜をたっぷり添えてビタミンを補いましょう。エビは殻をむいて、レモン汁と塩、コショウで食べます。

 

タマネギの栄養・効果効能

 

桜エビとジャコの混ぜごはん

 

素干しの桜エビとジャコを焦がさないようにかりっと香ばしく炒り、炊きたてのごはんに、細切りの塩コブ、サンショウの実と混ぜます。桜エビは大さじ1杯で1日の必要量の8分の1に当たる75mgのカルシウムを含んでいます。

 

キチンも摂取できるので、スープやチャーハン、卵焼き、炒め物などに手軽に利用しましょう。

 

 


 

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