牡蠣の栄養・効果効能 【医食同源レシピ】

牡蠣の栄養・効果効能 【医食同源レシピ】

牡蠣の栄養・効果効能

牡蠣の栄養・効果効能 【医食同源レシピ】

 

【牡蠣の特徴】

 

「海のミルク」といわれるほど栄養豊富で、滋養強壮によいとされる貝です。エネルギーとなるグリコーゲンに富み、高たんぱく、低脂肪で、微量ミネラルの宝庫です。

 

  • 栄養効果は生食のほうが高くなります。レモン汁、酢、ショウガなどで、鮮度の低下を防ぎましょう。
  • 高たんぱく・低脂肪の牡蠣は、肝臓疾患の病人食にも向いています。
  • 栄養価が高く消化がよいため、離乳食や高齢者の食事にも利用できます。
  • 西欧ではRのつかない月(5〜8月)の牡蠣は食べないといわれています。この時期の牡蠣は産卵期に入って身がやせ、栄養が低下するうえ、鮮度が落ちやすく中毒を起こしやすいためです。

 

肝臓強化、貧血や動脈硬化の予防にもよい牡蠣

肝臓強化、貧血や動脈硬化の予防にもよい牡蠣

 

牡蠣は高たんぱく・低脂肪で消化のよい、栄養的に非常に優れた食品です。豊富に含まれるアミノ酸の一種のグリシンや、糖質のグリコーゲンが牡蠣のうまみのもとになっています。

 

私たちの主要なエネルギー源であるブドウ糖は、体内ではブドウ糖同士が結合したグリコーゲンの形で肝臓や筋肉に蓄えられ、必要に応じて分解、利用されます。そのため、グリコーゲンの蓄積がスタミナに影響します。

 

牡蠣に多いグリコーゲンは、スタミナ不足の解消や疲労回復に効果を発揮すると同時に、肝臓の働きを高めます。

 

 

魚介類に多く含まれるタウリンは、タンパク質の構成には関係しないアミノスルフォン酸といわれる物質で、牡蠣にも100g中1163mgと多量にあります。

 

タウリンは血液中のコレステロールを減少させて動脈硬化を防ぐ働きをはじめ、強心作用、肝機能の強化、血圧の正常化、視力回復など、多くの作用があるといわれています。牡蠣のコレステロールのために、食べるのを控える傾向もあるようですが、タウリンの生理効果があるので、心配ありません。

 

 

さらに、牡蠣はビタミンB2ビタミンB12ビタミンEなどのビタミン類、カルシウム、リン、カリウム、鉄、銅、亜鉛、ヨードといった多種類のミネラルを含んでいます。牡蠣に含まれる鉄分は吸収率の高いヘム鉄で、しかも造血にかかわるビタミンB12や銅も一緒に含んでいるため、牡蠣は貧血の予防や改善に役立ちます。

 

また、細胞の生成に関与し、老化防止に役立つとされる亜鉛は、食物中トップクラスの含有率です。亜鉛の不足は味覚障害や成長障害、前立腺肥大、皮膚障害、精子の減少による不妊などを招きます。

 

 

 

牡蠣の選び方と保存方法

 

現在、流通している牡蠣のほとんどは養殖物ですが、特に肥料や餌を与えるわけではないので、味は気候や海の状態に左右されることになり、天然物と大きな違いはないといわれています。

 

生食のほうが栄養の損失がなく、効果が高いのですが、一般に鮮度が落ちやすく、中毒を起こすことも少なくありません。生で食べる場合は特に新鮮な物を選ぶことが大切です。生食用には殻つきとむき身のパックが出回っていますので、管理がしっかりした店で購入しましょう。

 

 

加熱用のむき身は粒がふっくらした乳白色でつやがあり、周囲のひだが縮んでいるものが新鮮です。

 

牡蠣は購入したら、冷凍せずに、その日のうちに食べましょう。しっかり凍った冷凍品を買ってきた場合は、そのまま冷凍保存できます。

 

 

牡蠣の栄養データ

 

()内は1日の栄養所要量に対する割合

タンパク質 9.7g(15%)
脂質 1.8g
リン 130mg
カルシウム 55mg(9%)
カリウム 230mg
3.6mg(33%)
糖質 5g
ビタミンB1 0.16mg(20%)
ビタミンB2 0.32mg(29%)

※むき身100g中

 

 

牡蠣を使った貧血に効果のあるメニュー

 

牡蠣とブロッコリーの中華炒め

牡蠣とブロッコリーの中華炒め【医食同源レシピ】

鉄分の補給、疲労回復、生活習慣病(成人病)の予防にもなるメニューです。

 

牡蠣はざるに入れて塩水につけ、身を崩さず、また鮮度を落とさないよう振り洗いします。

 

牡蠣の臭みを押さえ、食欲を刺激するためにニンニク、ショウガ、ネギのみじん切りを炒め、ゆでたブロッコリーと酒、塩、片栗粉をまぶしてさっと焼いた牡蠣を合わせ、しょうゆと酒、ゴマ油で味つけします。

 

牡蠣にはビタミンAビタミンCは少なく、食物繊維はないので、緑黄色野菜と一緒に料理すると、栄養バランスがよくなります。

 

牡蠣のピカタ

 

牡蠣をしばらく牛乳につけ、生臭みをとります。パルメザンチーズを混ぜた溶き卵を牡蠣にまぶして焼くと、異なるタンパク質をプラスして摂取できます。

 

さらにグリーンアスパラガスやシイタケを添えれば、ビタミンA、Cや食物繊維も補えます。

 

 


 

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