納豆の栄養・効果効能 【医食同源レシピ】

納豆の栄養・効果効能 【医食同源レシピ】

納豆の栄養・効果効能

納豆の栄養・効果効能 【医食同源レシピ】

 

【納豆の特徴】

 

蒸し煮した大豆を、わらに生息する納豆菌で発酵させた食品で、血栓を予防するナットウキナーゼや抗酸化作用をもつビタミンEをはじめ、健康に役立つ多くの成分を含んでいます。

 

  • 糸を引くほど有効成分が増し、健康効果が高いので、よくかき混ぜて十分に糸を引かせましょう。
  • すってペースト状にしたり、包丁で叩いた納豆入りのみそ汁は下痢を抑えるのに有効で、からだを温め、かぜのひきはじめに効くといわれています。
  • ナットウキナーゼは熱に弱いので、酵素やビタミンを無駄なくとり入れるには、生食が望ましいとされています。
  • ネギと組み合わせると、血栓の予防効果が高まります。

 

納豆菌で生活習慣病を予防

納豆菌で生活習慣病を予防

 

納豆100gには1,000億個もの納豆菌がいるといわれています。納豆菌はタンパク質や炭水化物、脂肪を分解する酵素をつくり、大豆を分解します。納豆では、大豆のタンパク質の50〜60%が分解されてアミノ酸になっているため、消化吸収率が高まっています。そのうえ、納豆菌のつくりだした酵素は体内でも働き、胃や腸の消化吸収作用を助けます。

 

 

納豆の特徴である粘りに含まれるムチンには粘膜を保護する働きがあり、胃炎や胃潰瘍から胃を守り、タンパク質の代謝を促し、疲労回復にも役立ちます。さらに納豆の粘りには、大豆と納豆菌によって合成されるナットウキナーゼという酵素があります。ナットウキナーゼは血栓を溶かす作用が強く、脳血栓や心筋梗塞の予防に有効と考えられています。

 

納豆菌のもう一つの大きな働きは、ビタミンB群とビタミンKをつくりだすことです。納豆菌の働きによって、大豆の2倍に増加しているビタミンB2は、肌や粘膜を保護し、疲労回復を助けます。ビタミンKは骨の形成を促し、大豆に豊富なカルシウムとともに、骨粗鬆症を予防します。

 

 

そのほか、納豆にはゴボウと同程度の食物繊維が含まれ、栄養分の吸収を抑制して肥満を防ぎ、胃腸の調子を整えます。納豆に多いビタミンEは、血行をよくするとともに、強い抗酸化作用があり、細胞を傷つける活性酸素の反応を抑えて、動脈硬化や心臓病、糖尿病、がんなどの生活習慣病や老化を防止します。

 

また、納豆には大豆の成分であるサポニンやレシチンも含まれます。サポニンは血管壁についたコレステロールの除去、粘膜の保護などを行い、抗酸化作用もみられます。レシチンは血液内や血管壁のコレステロールを除去すると同時に、神経伝達物質のアセチルコリンの脳内での合成を助け、脳の働きを高めます。

 

大豆の栄養とその効能

 

 

 

納豆の選び方と保存方法

 

製造は工業化されていますが、わらから分離した納豆菌を用いており、基本的には昔ながらの製法でつくられる添加物のない自然食品です。特有の香りがあり、表面に白っぽい膜が張っているものほど納豆菌がよく働いていて良質です。

 

発酵が進むにつれ、アミノ酸がさらに分解されてアンモニアが生じ味が落ちるので、食べごろを逃さないようにします。

 

保存は開封前なら冷蔵庫で約1週間です。開封したものは食べきってしまいましょう。冷凍すれば、納豆菌の活性が抑えられ、3か月くらいは保存が可能です。

 

 

納豆の栄養データ

 

()内は1日の栄養所要量に対する割合

タンパク質 16.4g(25.1%)
脂質 10.0g
リン 190mg
カルシウム 90mg(15.0%)
カリウム 660mg
3.3mg(30.0%)
食物繊維 6.7g
糖質 9.8g
ビタミンB2 0.56mg(50.9%)

※1パック100g中

 

 

納豆を使ったアルコール障害を防ぐ効果のあるメニュー

 

納豆入りスペイン風オムレツ

納豆入りスペイン風オムレツ【医食同源レシピ】

フライパンでオリーブ油を熱して、みじん切りのニンニク、納豆、一口大に切って電子レンジで加熱したジャガイモ、1cm角に切ったピーマンを炒めます。

 

卵を割りほぐして塩、こしょうで調味し、フライパンに流し入れて焼き上げます。納豆にはビタミンAビタミンCは少ないので、野菜と組み合わせると栄養効果が高まります。

 

ニンニクの効果効能

ピーマンの栄養・効果効能

 

ニラ納豆の油揚げはさみ焼き

 

納豆にしょうゆとカラシを入れてかき混ぜ、3cmの長さに切って塩ゆでしたニラを加え、油揚げを半分に切って袋状に開いたものに詰めます。オーブントースターに入れ、途中で油揚げにしょうゆを塗って、かりっと焼き上げます。

 

高たんぱく低脂肪で、ビタミンB2の豊富な納豆は肝臓の働きを助け、酒のさかなにするとアルコール障害を抑えます。

 

 


 

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