レンコンの栄養・効果効能 【医食同源レシピ】

レンコンの栄養・効果効能 【医食同源レシピ】

レンコンの栄養・効果効能

レンコンの栄養・効果効能 【医食同源レシピ】

 

【レンコンの特徴】

 

漢方では優れた薬効のある植物とされるハスの地下茎で、消炎・止血効果があり、古くから咳止めなどに利用されていきました。

 

  • 切ったらすぐに酢水に放してあく抜きすると変色を防げますが、長時間つけておくと、ビタミンCやムチンが流出してしまいます。
  • でんぷん質が多いため、長時間ゆでると歯ごたえがなくなり味が落ちます。さらに、ビタミンCやムチンも失われるので、加熱は手早く行いましょう。
  • 止血や咳止めには生のままのほうが、効果が高いといわれています。すりおろして搾り汁をとり、ハチミツと湯を加えると飲みやすくなります。

 

レンコンのタンニンが止血効果を発揮

レンコンのタンニンが止血効果を発揮

 

レンコンは、ハス(蓮)の肥大した地下茎を食用にする根菜です。主成分は炭水化物で、可食部100g中に2.5gの食物繊維を含み、便通をよくして、腸の調子を整えます。

 

レモン50gに匹敵する量のビタミンCの働きも加わり、血中コレステロール値を低下させ、皮膚や血管を丈夫にするので、生活習慣病(成人病)の予防や、美しい肌をつくるのにもに役立ちます。

 

レンコンを切ると、切り口がすぐに黒っぽく変色しますが、これはレンコンにあくが多いためです。あくの主成分は色素の一種であるタンニンで、抗酸化作用があり、動脈硬化やがんを予防する働きをもつといわれています。

 

 

タンニンの特徴は、消炎・収斂(しゅうれん)作用をもつことで、血管や組織の炎症を鎮め、収縮させて、止血効果を発揮します。そのため、鼻血や痔の出血、子宮からの不正出血、内臓の出血を抑え、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の治癒や再発予防に役立つとされています。

 

 

古くから、産後の悪露(おろ)の手当てにも用いられてきました。また、のどの痛みを鎮め、咳止め効果も発揮するので、かぜをひいたときにレンコンの搾り汁を飲むのは、代表的な民間療法の一つとなっています。

 

 

タンニンは節の部分に特に多いので、節を捨てずに、すり下ろしたりして利用するとよいでしょう。

 

レンコンを切るとすーっと糸をひき、熱を加えると粘りが出ますが、この粘りのもとは、タンパク質と糖が結合したムチンという物質です。ムチンは食物繊維と似た働きをします。

 

 

 

レンコンの選び方と保存方法

 

近ごろでは、真っ白に漂白されたレンコンはみられなくなり、自然な色のまま出荷されるようになりました。皮が薄く、茶色で黒ずみがなく、つやがあって、乾いていないものが新鮮です。

 

切り売りの場合は、切り口が白いものを選び、レンコンの穴の中が黒くなっている品は古いので避けます。味がよいのは、節と節の間が長く、きれいな円筒形をしているものです。

 

丸ごとラップで包んだり、ポリ袋に入れて乾燥を防ぎ、冷蔵庫の野菜室で保存すれば、4〜5日は新鮮さを保てます。

 

使い残しも切り口にぴったりラップをあて、同様に保存します。切ったり、皮をむいたレンコンは変色を防ぐため、密閉できる容器に入れて水を張り、冷蔵庫に保存しますが、ビタミンCやムチンが流出してしまうので、なるべく早く使いきりましょう。

 

 

レンコンの栄養データ

 

()内は1日の栄養所要量に対する割合

糖質 21.7g
リン 86mg
カルシウム 26mg(4.3%)
カリウム 677mg
0.9mg(8.2%)
ビタミンB1 0.13mg
ビタミンB2 0.03mg
ビタミンC 79mg(158.0%)
食物繊維 3.6g

※小1節180g中

 

 

レンコンを使った健胃、整腸に効果のあるメニュー

 

レンコンがゆ

レンコンがゆ【医食同源レシピ】

だし汁にみりん、しょうゆを加えて調味したら、皮をむいてすり下ろしたレンコンを加え、あくをとりながら火を通し、水溶き片栗粉でとろみをつけ、レンコンあんをつくります。米の5〜6倍の水でかゆを炊いて器に盛り、レンコンあんをかけて食べます。

 

下痢や二日酔いの回復にも効き目があります。

 

酢バスの黒コショウ風味

 

皮をむいて6〜7mmの厚さに切ったレンコンは、酢を加えた湯で半透明にゆで、水気をきっておきます。酢に塩と粗びきの黒コショウを入れて煮立て、そこにレンコンを加えます。さらに、一煮立ちしたら火を止めて、冷めるまでおいて味を染み込ませます。

 

冷蔵庫で4〜5日は保存がきき、箸休めに便利なメニューで、高血圧や動脈硬化など生活習慣病の予防にもなります。

 

 


 

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