ゴボウの栄養・効果効能 【医食同源レシピ】

ゴボウの栄養・効果効能 【医食同源レシピ】

ゴボウの栄養・効果効能

ゴボウの栄養・効果効能 【医食同源レシピ】

 

【ゴボウの特徴】

 

地中にまっすぐ伸びた根の肥大した部分を食用にする、代表的な根葉の一つです。根菜類のなかでも特に食物繊維が豊富で、新陳代謝を活発にする野菜として知られています。

 

  • ゴボウの炭水化物はエネルギー源にならないため、ダイエット食品としても優れています。
  • 和風料理に広く利用される食材ですが、ヘルシー野菜としてゴボウサラダが人気を集めています。
  • ブドウ糖に転換されない多糖類のイヌリン、血糖値を下げるリグニンを含み、糖尿病の患者でも安心して食べられる食品です。
  • 細かく切っても食物繊維の効果は変わりません。

 

食物繊維の豊富さで注目を集めるゴボウ

食物繊維の豊富さで注目を集めるゴボウ

 

ゴボウは中国から薬草として渡来し、日本で作物化された野菜で、食用にしているのは、日本以外ほとんどありません。

 

エネルギー量やビタミンは少なく、栄養的には特筆するものを含みませんが、からだの機能調節に欠かせない非栄養成分である食物繊維が豊富です。

 

ゴボウの食物繊維は水に溶けないセルロースやリグニンで、なかでもリグニンの含有量が多いのが特徴です。食物繊維はからだの中では消化吸収されませんが、水分をたっぷり吸収するため腸内でかさが増え、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を活発にして、便秘を解消します。

 

消化管内容物を長く腸内に止めないため、有害細菌の繁殖を防ぎ、発がん物質のような有害物を素早く排泄させるので、大腸がんの予防にも有効です。特にリグニンには抗細菌作用があるといわれ、がん細胞の発生を抑える働きももつとされます。

 

 

さらにゴボウの食物繊維には、コレステロールの吸収を妨げて排泄を促す、血糖値を下げるなどの働きも認められるため、ゴボウは高血圧や糖尿病の予防に、積極的にとりたい健康食品として注目されています。また、腸内有用細菌の育成を促し、腸内を良好な状態に保ちます。

 

ゴボウの主成分である炭水化物は、消化吸収されない多糖類のイヌリンで、やはり食物繊維の一種に分類され、ゴボウ独特の歯ごたえのもとになっています。

 

昔からゴボウには利尿効果があるといわれているのは、イヌリンのもつ腎機能を高める作用によると考えられます。

 

そのほか、ミネラル分として、銅やマグネシウムなどが含まれ、あくの成分であるクロロゲン酸やタンニン酸などには抗がん作用も認められています。

 

 

 

ゴボウの選び方と保存方法

 

全体がすらっと伸び、なるべく太さが均一で、表面の凹凸が少ないものが良品です。ひび割れしていたり、茎のついていた部分の切り口が乾燥しているもの、ひげ根の多いものは、食味が落ちるので避けましょう。

 

泥つきのほうが風味を保っていますが、洗いゴボウを求めるなら、表面がなめらかで、しなやかな品が新鮮です。

 

ゴボウは乾燥するとばさばさになり、内部にすが入って硬くなるので、保存は乾燥を防ぐのがポイントです。泥つきは鮮度を保ちやすいので、できれば泥つきを購入し、乾燥しないように湿らせた新聞紙に包んで冷暗所におきます。

 

庭やプランターの土に斜めに埋めておけば、1〜2か月は保存が可能です。洗ったゴボウは乾燥を防ぐためにポリ袋に入れ、冷蔵庫で保存しましょう。

 

ゆでたり煮たりして火を通せば、冷凍保存も可能です。

 

 

ゴボウの栄養データ

 

()内は1日の栄養所要量に対する割合

タンパク質 5.6g(8.6%)
糖質 32.4g
リン 120mg
カルシウム 98mg(16.3%)
カリウム 660mg
1.6mg(14,5%)
ナトリウム 12mg
食物繊維 17g

※1本250g中

 

 

ゴボウを使った動脈硬化、糖尿病の予防に効果のあるメニュー

 

ゴボウ入り豆腐ハンバーグ

ゴボウ入り豆腐ハンバーグ 【医食同源レシピ】

ゴボウは栄養分が少ないので、調理するときは、栄養価の高い物と合わせます。今回は生活習慣病対策として脂肪分の少ない鶏ひき肉や、豆腐、卵と組み合わせました。

 

ゴボウは皮付近にうまみがあるため皮は包丁でこそげとる程度にして薄くささがきにします。空気に触れると黒くなるので、切ったそばから酢水にさらします。ゴボウ、ひき肉、水切りした豆腐、卵にショウガ汁、塩、片栗粉を混ぜてハンバーグ形にまとめ、フライパンで焼きます。

 

ゴボウは硬ければさっとゆでて混ぜますが、やや歯ごたえを残すようにします。そのほうがよくかむので、消化能力や免疫力を高めます。

 

ゴボウとアジの和風サラダ

 

コレステロールを減らす青魚のアジを刺身にし、かりっと揚げたささがきのゴボウ、レタス、白髪ネギを皿に盛って、ごまを振り、ドレッシングをかけてよくあえます。

 

和風料理を好まない人にも喜ばれ、食物繊維がたっぷり補給できます。

 

 


 

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