アロマオイルの種類と、アロマテラピーの効果

アロマオイルの種類と、アロマテラピーの効果

アロマオイルの種類と、アロマテラピーの効果

アロマテラピーは脳に働きかける効果がある

 

 

アロマテラピーは脳に働きかける効果がある精油の種類は約80種にものぼり、そのなかでよく使われるものだけでも30種ほどあり、効果や特徴がそれぞれ違います。

 

よく使われる精油は、フローラル系、ウッディ系、柑橘系、ハーブ系などに大別されます。

 

 

これらをかぐと、その香りは信号となって、大脳のにおいを感知する場所に伝達され、そこから快刺激や鎮静刺激となって脳の視床下部や下垂体に送られます。

 

視床下部や下垂体は、ホルモン分泌や自律神経、免疫系などを統括する器官で、香りの種類によりさまざまな神経伝達物質を分泌します。その物質の作用で、心やからだによい影響が起きるのです。

 

 

たとえば気分をしずめてくれる香りとして代表的なラベンダーは、脳を刺激し、セロトニンという物質を分泌させ、そのセロトニンが、怒りや緊張をやわらげ、心身をリラックスさせてくれる効果があるといわれています。

 

ラベンダーに鎮静効果があるのは、そのためと考えられています。しかも、肺ばかりでなく皮膚からもよく吸収されることが確認されています。

 

 

また、香りはからだの状態にも影響を与えます。ただ、ある疾患の治療のためにつくられた化学合成薬剤とは違いますから、治療効果への過剰な期待は禁物です。

 

しかしながら、精油のなかには、すぐれた殺菌消毒作用や抗炎症作用といった治療特性をもつものがあることはわかっており、さらに組み合わせによって相乗効果を発揮する場合もあります。そのあたりがアロマテラピーが西洋漢方などともいわれるゆえんです。

 

 

催眠効果を得るための処方ひとつをとっても、いろいろあります。たとえば、よく使われるものには、ラベンダー、オレンジ、ベルガモットなどがありますが、これらをブレンドするのも効果的です。

 

 

また、自分の好みで入眠用の香りを決めている人もいます。自分なりの工夫や好みを生かせるのも、アロマテラピーの楽しみのひとつといえましょう。

 

ほかの用途としては、たとえば

 

  • ジャスミンやペパーミントのように興奮作用のあるもので目覚まし効果
  • カモミールのように甘い香りでストレス解消や鎮痛効果
  • ローズマリーなどのハーブ系で集中力のアップ

 

など、その目的や使い方、組み合わせは、実に多種多彩です。

 

 

 

 

代表的な精油(アロマオイル・エッセンシャルオイル)の種類と、その効果

精油名

イランイラン Cananga odorata

特徴

「花の中の花」という意昧です。エキゾチックな香りがします。

効果のある身体症状

不眠、高血圧、身体的ストレス、動悸がするときなど。

効果のある心理的症状

怒っている、自信がない、対人恐怖、短気、頑固など。

 

精油名

ローマン・カモミール Anthemis nobilis

特徴

抗炎症作用があります。からだの痛みをやわらげたり、感情をしずめたりします。

効果のある身体症状

湿疹、にきび、皮膚炎、関節の腫脹、おでき、炎症を起こした肌など。

効果のある心理的症状

かんしゃくもち、落ち着きがない、緊張する、不安をおぼえる、胸騒ぎがするときなど。

 

精油名

カルダモン Elettaria cardamomum

特徴

スパイシーな香りがします。各種の消化器障害に効果があります。

効果のある身体症状

消化不良、つわり、疝痛など。

効果のある心理的症状

混乱、融通がきかない、自己本位な態度など。

 

 

精油名

コリアンダー Coriandrum sativum

特徴

入浴に用いるのにお勧めです。

効果のある身体症状

食欲不振。

効果のある心理的症状

意欲が起きない。

 

精油名

サイプレス Cupressus sempervirens

特徴

地中海地方に自生するイトスギの葉と実を蒸留したもの。

効果のある身体症状

ぜんそく、発汗過多、乾いた核、過多月経、頻尿など。

効果のある心理的症状

口数が多い、活気がないなど。

 

精油名

サンダルウッド Santalum album

特徴

インドのマイソール地方に生育する甘い香りのする香木です。

効果のある身体症状

咽喉痛、乾いた咳、声がれ、皮膚の乾燥、喉頭炎など。

効果のある心理的症状

いらいらするとき、自己卑下、自信喪失、怒りっぼいときなど。

 

精油名

シターウッド Juniperus virginiana

特徴

古代エジプトでは薬として用いられていました。スモーク臭が特徴。

効果のある身体症状

気管支炎、ぜんそく、脂性の頭皮や皮膚、ふけなど。

効果のある心理的症状

大きなストレスを受けたとき、考えがまとまらないときなど。

 

 

精油名

ジャスミン Jasminium officinale

特徴

「花の精油の王」とよばれます。エキゾチックな香りで人気です。

効果のある身体症状

流感の初期段階、乾燥肌の皮膚、にきび・吹き出物の痕跡など。

効果のある心理的症状

無感動、内向性、内気、引っ込み思案、感情を抑えるなど。

 

精油名

ゼラニウム Pelargonium odorantissimum

特徴

フローラルな甘い香り。大半の精油とブレンドして合います。

効果のある身体症状

皮膚炎、更年期障害、月経不順、おでき、乾燥肌など。

効果のある心理的症状

気分の採れ、口数が多い、寛容でない、節度がないなど。

 

精油名

オリバナム Boswelia thurifera

特徴

北アフリカに生育するニュウコウ樹のガムから抽出します。

効果のある身体症状

寒気、にきびの痕跡、鼻血、痔、かぜなど。

効果のある心理的症状

疑い深い、自信喪失、過去のことをくよくよするときなど。

 

精油名

ネロリ Citrus bigaradia

特徴

別名オレンジブロツサム。オレンジの香りはほとんどしません。

効果のある身体症状

皮膚の炎症、にきび・吹き出物の痕跡など。

効果のある心理的症状

ストレスが多いとき、ヒステリー、ショックを受けたときなど。

 

 

精油名

ベルガモット Citrus bigaradia

特徴

イタリア原産のオレンジに似た小さな果実の皮から抽出します。

効果のある身体症状

おでき、乾癬脂性肌の皮膚、皮膚そう痒症、頻尿など。

効果のある心理的症状

内気、自発性がない、不安、マイナス思考をする、協調性がない。

 

精油名

ラベンダー Lavendula officinalis

特徴

さまざまな病気や症状に効果があります。

効果のある身体症状

のどの痛み、皮膚炎、湿疹、切り傷、関節炎の痛みなど。

効果のある心理的症状

ヒステリー、短気、あがりやすい、不眠、いらいらするときなど。

 

精油名

ローズ Rosa centifoblia

特徴

心とからだの浄化にすぐれた効果があります。

効果のある身体症状

花粉症、肌の老化、二日酔い、片頭痛、敏感肌。

効果のある心理的症状

理由のはっきりしない恐怖感、向かに固執しすぎるときなど。

 

 

 

アロマテラピーでのストレス解消法

 

まず、ストレスの原因を見つけてください。原因がわかったら、それを取り除く、あるいは肯定的な方向に向けるようにします。

 

次にアロマプランを立てます。気分をリラックスさせる香りとしてジャスミン、ネロリ、ラベンダーなどがありますが、自分の好みで精油を選んでもかまいません。

 

アロマテラピーの方法としては、マッサージ、入浴、部屋のフレグランスなどがあります。

 

 

アロマの使い方

 

その日の気分に合わせて試してみるのもよいかもしれません。アロマテラピーに加えて、瞑想、スポーツ、趣味といった、ほかのリラクゼーションを取り入れ、生活に幅をもたせるように努めましょう。

 

 

 

精油によっては、使用上注意が必要なものがあります。アロマセラピストに相談しながら買い求めるとよいでしょう。

 


 

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