酸素・活性酸素の作用と効果

酸素・活性酸素の作用と効果

酸素・活性酸素の作用と効果

酸素・活性酸素の作用と効果

 

人間は、呼吸によって体内に酸素を供給し続けないと生きてはいけません。

 

私たちは1日2万〜3万回行っている呼吸で、空気中の酸素を体内にとり入れ、生命を維持しています。

 

また、人間が生きるためには、エネルギーが必要です。

 

エネルギー源となるのは炭水化物や脂肪ですが、それを燃焼させてエネルギーに変換する際に、酸素が重要な働きをします。

 

 

肺で吸収された酸素は、血液を通じて人体を構成する最小単位であり、エネルギーの生産源であるからだ中の約60兆個もの細胞に運ばれます。

 

一つの細胞の中には数十個、エネルギー生産の盛んな肝細胞には約2,000個ものミトコンドリアがあり、そこにはエネルギー生成に必要な酵素がたくわえられています。

 

 

一方、食物として体内に入り、消化吸収されてとり出されたブドウ糖や脂肪酸は、細胞に運ばれてきます。

 

そこでミトコンドリア内の酵素と基質(酵素によって変化する物質)が酸素と相互作用して、ブドウ糖や脂肪酸を酸化させて、アデノシン3リン酸(ATP)を合成します。

 

このATPは、脳で考えたり、記憶したり、体温を一定に保つなどの、人間のあらゆる活動のエネルギー源となっています。

 

エネルギー製造後の酸素は、二酸化炭素と水に還元されます。

 

 

このように、酸素は人間が必要とするエネルギーの製造に重要な役割を果たしていますが、同時に厄介な問題も抱えてしまいます。

 

酸素が水に還元される過程で、中途半端な電子の数をもった不安定な酸素である活性酸素を生んでしまうことがあるのです。

 

活性酸素は、反応性に富んだ酸素を含んだ化合物群のことで、強い殺菌・解毒作用をもっています。

 

細菌やカビ、ウイルスなどが体内に侵入すると、この活性酸素の生体防御機能が発揮されてからだを守ります。

 

ところがその力は、細胞を酸化させる方向にも働きます。それが老化や、動脈硬化を代表とする生活習慣病(成人病)などの元凶になるのです。

 

アデノシン3リン酸(ATP)は人間が生きている限り製造されていますから、活性酸素も常時生産されているのです。

 

 

 


 

トップへ戻る